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【原神】ver.1.1新武器『浮世の錠』の性能と運用について

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このゲーム武器もそんなポンポン新しいの来る系のポンポン系なの...?

どうもみていです。

新しい武器3種類、両手剣 / 槍 / 法器 が実装されること自体は大陸の掲示板にて話題になっていたので知っていました。

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ただ、新武器追加早かったなと。

新武器『浮世の錠』

効果は全て同一の

金璋皇极なるもの、日本語でなんて言うかは分かりません。

ステータス

3種類とも『狼の末路』と同じステータスです。

基礎攻撃力:46

サブステータス:攻撃力+10.8%

ちなみに法器に同じ基礎攻撃力の『四風原典』がありますが、アレはサブステが会心率で『天空の巻』は基礎攻撃力が若干高いため、法器内に現在完全同一のステータスを持っている武器はありません。

効果

金璋皇极

シールドの効果を20%上昇させる。

攻撃が命中した際、8秒間、攻撃力+4%

この効果は最大で5回まで重ねる事ができる。0.3秒に1回発動。

シールド付与時、前述した攻撃力上昇量を100%上昇させる

とのこと。

最初+100%?!やべえ!!!って思ってたんですけど、よく読めばわかる通り

シールドが付与された際、攻撃が命中することで上がる攻撃力(+4%)を100%上げる。

という事みたいです。

分かりやすく言うとシールドが付与された際、前述した「攻撃が命中した時に上がる攻撃力」の効果が2倍になるよ、という事。

つまりシールド付与時であれば攻撃が命中するたび、8%上昇して最大で40%まで攻撃力が+されるってことですね

強さについて

シールドが付与されないと割と普通の効果、付与されるとめちゃくちゃアドって感じです。

なので、岩元素反応を起こせる相手、もしくはキャラクター(※現時点では凝光・ノエル)がいないとただ効果のない『狼の末路』です。

また、攻撃命中時、ということで何かしらの攻撃を当てないとやはり効果のない『狼の末路』です。

つまり切り替えて即元素スキル、元素爆発、みたいなことをするとそれには何も乗らないってことになります。

1回殴ってから元素スキル、元素爆発でも4%、シールド付与時で8%なのでこの運用もどうなのかなと...。

最大値の5重までは0.3秒×5で1.5秒かかります。

1.5秒って短いように見えて深境螺旋とかだと割と貴重な時間です。

切り替えながら戦う元素反応をメインにした戦い方をする中で1.5秒攻撃する事によってそれだけのリターンを得られるか...というのは難しい話になってきます。

法器キャラクターであれば通常攻撃に元素が乗る関係で割と出っ放しにすることもありますが、基本的にこのゲームは通常攻撃をどんなに強化しても元素スキル、元素爆発には勝てません。

なのでこの武器を装備する、という事はそういう運用(あまり切り替えない運用)をする、ということになります。

効果を無視してステータスのみで見た場合、単純な火力では「天空の巻」に及びません。

 

期待値を計算から『四風原典』と比較してみる

凝光で使う場合、新法器『浮世の錠』と『四風原典』どちらが強いのか、天賦倍率を無視した期待値を計算します。(※どちらも精錬無し、Lv80にて計算)

まず、それぞれ武器の効果が発動している状態で15回殴る場合(※会心計算のために15回攻撃で計算)

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※凝光の場合全て元素攻撃によるダメージなので非元素攻撃は無視してください。

どちらも効果が発動している状態であれば『四風原典』のが強いことが分かります。

次に効果が一切発動していない場合。

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こちらも『四風原典』のが強くなります。

ただ、ここまでは全て同じ聖遺物で計算しているため、会心比率(※会心率と会心ダメージ比は1:2に近いほど良い)を考え、『浮世の錠』の冠聖遺物を"会心率+31.1"(※会心率冠+20)でも計算してみます。

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すると今度は『浮世の錠』のが優秀になります。

冠を会心率の効果がある状態は今回割愛しますが恐らく同様に『浮世の錠』のが強くなるはずです。

なのでもっている聖遺物によってどちらも優秀になり得る。

という事です。

期待値から考えるに実用レベルではあると思います。

また、ダメージ計算については書き始めると日が暮れた後太陽が昇るのでまたの機会にしますが、調べれば恐らく出てくると思います。

基本的に会心:会心ダメージの比率は1:2、攻撃力+%を重ねのは弱い

と覚えておけばいいと思います、この限りではありませんが

運用について

今回実装されるのは法器なので法器での運用を考える場合、自身でシールドを生成できる岩元素の凝光に装備させるのが一般的な選択肢でしょう。

また、会心を調整した上で『四風原典』より強いなら、切り替えながら戦う、いわゆる " 元素反応を主軸にした戦い方 " でも使えるんじゃないの?。

と思う方もいるかもしれませんが、効果なしであれば『天空の巻』の劣化にしかならないため、元素反応を主軸にした戦い方は、そもそも選択肢としてあり得ません。

つまり、この法器『浮世の錠』を使う場合、効果を最大限に活かして戦う運用一択となります。

シールド付与時火力自体は弱くはないので十分実用レベルです。(それでも四風原典のが優秀になりがちですが...。)

岩元素はファデュイの先遣隊、アビスの魔術師などのシールドを張るタイプには弱いのでシールドを張らないタイプの敵やシールドを剥がした上で殴るといった感じです。

つまり

・トワリン、その他精鋭ダウン時

ボレアス

・盗賊団

・スライム

このあたりに強く出れる、といった感じでしょうか。

深境螺旋でストッパーになってくるトリックフラワーやファデュイの先遣隊辺りに強く出れないのが少しきついですが、これは武器の性能ではなく岩元素によるものなので無視します。

凝光自体は現時点でも法器キャラクターの中で高い火力を持っているので上記した対象を処理するのであれば調整次第では快適になるかもしれません。

結論

微妙!

弱くはないんですが、★5としては微妙です。

このゲームはリソースが足りなくなりがちなので、既に『四風原典』『天空の巻』を持っていると言う方であれば手に入れても強化しなくていいと思います。

基礎攻撃力が『四風原典』よりも優秀であればもう少し優秀だったかもしれません。

日の目を見る可能性としては、鐘離固有の継続時間が長い元素シールドがシールド判定として計算されるのであれば、鐘離の元素スキルで鐘離自身の元素を回収しつつ、固有シールドを張り、クレー等で殴る、みたいな動きもできそうです。

つまり凝光で使うという制約からもシールドを自身で生成、取得するという制約からも解放された『浮世の錠』になることができます。

果たしてそれで強いのかと言われると何ともなのですが...笑

もちろん凝光やノエルで生成したシールドをクレーやモナで拾って使う...という事もできなくはありませんが、通常のシールドは効果時間が短めなのでそこまでするなら他の武器で良い、となってしまいそうです。

正直鐘離固有のシールドでの使用感に関しては空想の域を出ませんが、それくらいないと現状イマイチなのは否めません...。

後は翻訳が間違っている可能性...とかでしょうか。

ただ、『天空の翼』(弓)がかなり優秀というか正直壊れた性能をしているのでこのガチャを引く価値自体はあると思います。『浮世の錠』はハズレ枠ですが...

そんな感じです。

リソースがきつすぎるので強化を迷った方の参考になれば幸いです。